Cabaret Recordings Label Show Case

  • ヴェニュー
    Unit
    • 1-34-17 Ebisunishi, Shibuya, Tokyo, 150-0021, Japan
  • 日付
    Fri, Jun 27, 201423:00 - 07:00
  • プロモーター
  • 興味がある
    • 17
  • ̸

    ラインナップ

    Binh (Berlin) So Inagawa live DJ Masda KABUTO SOUND STYLING: KOHJI FUJITA (HIRANYA ACCESS) LIGHTS: Motoki Takahashi (ELEVEN) FOOD: Zen Morita (NATURAL PERMANENT)
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  • これまで東京を拠点にパーティーを行ってきたCABARETクルーが、満を持して2013年にレーベルとしての活動をスタートした。現在のCABARETを取り仕切るdj masdaと、パーティーの創始者であるSo Inagawaによって運営されるこのレーベルは、CABARETが持っていた思想や志向が落とし込まれたEPを続々リリース。現在までに発売されている1~3番いずれもが、ヴァイナルオンリーであるのにも拘らず1200枚以上を売り上げ、世界的に見ても近年稀にみる大ヒットとなっている。 So Inagawaが手掛けたレーベル1番“Logo Queen EP”は、彼の本格的な復帰作とも言えるもので、透き通るようなグルーヴに繊細なフレーズが組み合わさった、フロアでの高い機能性と音楽性を併せ持つ稀有な作品だ。発売後じわじわと評判を高め、リプレスを繰り返すこととなり現在1600枚を売り上げてもなお、リプレス要望が絶えない。表題曲“Logo Queen”は、Richie Hawtin率いるMinusからリリースされるMix CD“Enter.ibiza2014”にも採用されている。続く2番の“Sensibilia EP”でもその方向性は押し進められ、気づけば脳裏に刻まれているような印象的な楽曲が収められている。先日発売された3番“Downtown EP“はベルリンで活動するBihnによる初のEPリリース。隙間の多いシンプルなリズムの組み立てと、「わびさび」や奥ゆかしさすら感じるような細やかなテクスチャーに非凡なセンスを感じられる一枚だ。 CABARET Recordingsはコマーシャル性や流行にとらわれない、タイムレスで、実力主義かつ時代にフィットした作品が特徴だ。パーティーで培われたブレのない独自の視点は、レーベル運営でも存分に活かされている。 6/27にUNITで行われるレーベルショーケースは、国内では初の試みである。リリース3番を担当した気鋭のアンダーグラウンドDJ Bihnは、昨年のSaloonでのプレイでは知る人ぞ知るディープハウスクラシックから、誰もが忘れかけ、見逃していたようなミニマル・グルーヴまでも包括したセットを披露。独特の手法で軸となるグルーヴを構築する、新たな感触を覚えるDJであった。彼の再来日と、初となるUNITでのプレイに注目したい。リリース1、2番を担当したSo Inagawaによる近年のクリエイティビティの高まりが反映されたライブも、UNITの音響とどのような調和を見せるか楽しみである。勿論CABARETのDJ陣のプレイも期待大。ルーツのUSハウスから欧州のディープテクノまで、広がりがありつつも統一感を失わない選曲で全国のクラバーを魅了し続けているKABUTO。そして今夏も欧州でのDJツアーが決定し、よりいっそう深化し続けるグルーヴを世界に提示するdj masdaが、間違いない方向へとパーティーの舵を取ってくれる。 今後もCABARET Recordingsの勢いがとどまることはないようだ。第4弾ではミステリアスな装いと、ディープかつ濃密なグルーヴでDJを中心に話題となっているU-Moreが初の自主レーベル外のリリースを控えている。Bihnに引き続きこれまで地下深くで活動してきた人物に脚光を当て、さらなるシーンの活性化をさりげなく促しているかのようにも思える。 ともかく、CABARETのクオリティへのこだわりが、テクノ・ハウスシーンのレベルを底上げしているのは疑いようがない。今回のレーベルショーケースでも、トラディショナルでありながら、ダンスミュージックの最新形を表現するDJ/ Liveを楽しむことができるだろう。 text by Riku Sugimoto Binh (Berlin) デュッセルドルフ出身、2007年からベルリンの住人。Cabaretには昨年に引き続き2回目の登場。Club der Visionaereのレギュラーパーティ「Noon」、ベルリンのPanorama Bar、パリのRexやConcrete、IbizaのNext Wave、アムステルダムのADEフェスティバル、モスクワのTechno Gipsy等、ヨーロッパ各地でのギグを重ね、Ricardo Villalobos, Zip, Vera, Margaret Dygas等と親交が深く多くの現場を共にしている。2013年に、フランスのConcrete Musicのコンピレーションに参加。2014年にはCABARET Recordingsより「Downtown EP」をリリース、ファーストプレス1000枚をプレオーダーのみで完売する。また盟友のOnur ÖzerとのUnit、TreatmentによるEP、Time Passagesから自身のEPのリリースを控えている。 So Inagawa レコードいっぱい出してる人。 dj masda Cabaret主催。Domino、Middle of NowHereにレジデントとして参加中。So Inagawaと共にCabaret Recordingsを運営。 KABUTO 元 Future TerrorレジデントDJ。2008年に脱退。 現在は拠点を東京に移し、東高円寺Grassrootsで行われている自身のレギュラーパーティー『LAIR』や来日アーティストのサポートなど、都内や 地方でプレイし活動の場を広げている。盟友Ryosuke (Rush /SoGut!) とのスプリットMix CD 『Paste of Time』など過去5枚のMix CDをリリース。 2012年より代官山Unit/Saloonで開催されている『CABARET』にレジデントDJとして参加している。
  • Cabaret Recordings Label Show Case - フライヤー表
    Cabaret Recordings Label Show Case - フライヤー裏
RA