パリとストックホルムを代表するトップDJが“EUREKA!”で競演
不定期開催ながら良質なブッキングで高い人気を誇る“EUREKA!”を舞台に、2人のアーティストの刺激的競演が実現する。パリ在住のS3Aは、昨年リリースした「BASTIEN EP」の大ヒットと、母国のリビングレジェンドLaurent Garnierのリミックスワークで一躍スターダムに踊り出た超新星。一方のMad Matsは、96年にスタートさせた自身主宰のパーティ“Raw Fusion”にTheo Parrish、Jay Dee、DJ Harvey、Gilles Peterson、Kerri Chandlerといった名だたるビッグネームを招聘。現在は進行レーベル"Local Talk"を運営し、KyodaiやLay-Far、HNNYなど気鋭のアーティストを世に送り出している。新旧の才能のホットな化学反応を見逃すな。
<S3A>
フランス、パリ在住のアーティストMax Fader、またの名をS3A(Sampling As An Artの略)と呼ぶ。一見奇妙に見えるこの名前は、Max本人がアナログ機材やサンプラーで遊び始めた約15年前からスタートし、様々なエレクトロニックミュージックを独自に取り込んだことも起因している。MCDEやTrus’meのようなアーティストに多大な影響を受け、自身も自然とサンプリングを楽曲に取り込むようになっていき、それが徐々に独自のカラーとしてのプロセスにもなった。バイナル愛好家に特に支持があるLazare Hoche、Concrete Music、Local Talk、PhonogrammeそしてFacesなどから精力的にリリースを重ね、2014年にフランスのHold YouthからリリースしたBASTIEN EPがMoodymannによりヘビープレイされ爆発的にヒット。そして同胞フランスの伝説的存在Laurent GarnierのMusic Largeのリミックスを担当し、瞬く間に世界中のアンダーグラウンドシーンに彼の名前が知れ渡った。2015年からは自身のレーベル’’S3A’’を始動させるとともに、Dimensions FestivalやWeather Festivalなどの国内外のフェスティバルにも出演。そして現在パリで最もホットと呼ばれるヴェニュー’’Concrete’’でのレジデントも4年目を迎えた。数年前にはもはや死んだとされるパリのダンスミュージックシーンの中でも近年特に頭角を見せているS3Aのさらなる飛躍が待たれる。
<Mad Mats>
1971年生まれのMad Mats。北欧はスウェーデン、ストックホルム出身。ブレイクダンスのナショナルチャンピオン、イベントオーガナイザー、レーベルオーナーそして地元のサッカーコーチを務めるなど多くの顔を持つ。80年代後半にHip HopのDJとしてキャリアをスタートさせた後、90年代前半にはニューヨークのSound Factory Barに訪れ、彼の一連のブラックミュージックに対する熱がHouse Musicに昇華されると共に、地元ストックホルムのクラブで彼の姿を見ないことは無い程までになった。1996年、毎月最終水曜日に彼が開催した'Raw Fusion'というPartyは当時のスウェーデンのクラブシーンの全てを反映し、過去13年の歴史の中でTheo Parrish、Peanut Butter Wolf、Jay Dee、Carl Craig、Laurent Garnier、DJ Harvey、Gilles PetersonそしてKerri Chandlerといった名だたるスターDJをゲストに呼び、今日におけるストックホルムのダンスミュージックシーンの基礎を創った。地元のDJたちは彼を「スウェーデンNo.1のDJ」と賞賛し、'Raw Fusion'も2001年には音楽レーベルとしても活動を初め、10年以上もトップシーンを走り続けた。そして2011年、盟友のTooliとともにHouse Musicレーベル'Local Talk'を始動。トレードマークの緑と白ロゴとともにの気鋭のアーティストの作品を送り出している。25年以上のキャリアの中でほぼ全てのダンスミュージックを吸収した北欧のB-BOY、Mad Mats。彼の長い足跡が詰まったPlayを決して見逃してはならない。
料金
¥3500 w/f ¥3000 AIR members ¥2500 Under 23 ¥2500 Before 11:30PM ¥2000このイベントで問題がありましたか?
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