Middle of Nowhere

  • ヴェニュー
    Contact
    • Shintaiso Building B2F, 2-10-12 Dogenzaka, Shibuya-ku, Tokyo, 150-0043 Japan
  • 日付
    Sat, Jun 18, 201622:00 - 07:00
  • プロモーター
  • 興味がある
    • 25
  • DJ Masda’s resident party invites Daniel Bell Recently relocated himself to Berlin, DJ Masda is surely making his name out in European dance circuit. Middle of NowHere is a party he has been hosting at club Air, and it takes place at Contact for the first time. The special guest for the night is Daniel Bell. One of the pioneers of minimal techno since the very early days in Detroit, he established a style that is now influencing so much of the current derivatives such as micro house. He was one of the first artists to find his home in Berlin as well. A constant forerunner ahead of the time, Daniel Bell is certainly the biggest icon in DJ Masda’s career. They have developed strong friendship over the years, and have shared the decks on numerous occasions. Here is another chance to immerse into the deep groove they create through out the night. Let’s find out together where they take us to this time. DJ MasdaによるパーティーにDaniel Bellがゲスト出演 新たに拠点をベルリンに変えヨーロッパでの活躍も目覚ましいDJ MasdaがAirで主催してきたパーティー、Middle of NowHereがContactに会場を移して初開催される。今回のゲストはDaniel Bell。テクノ黎明期のデトロイトで現在のマイクロ・ハウスへの流れの起点と言えるミニマル・テクノの原型を生み出したパイオニアの一人であり、いち早くベルリンに活動の場を見つけた、常に時代の先を行く穏やかながら研ぎ澄まされた感覚を持つプロデューサー兼DJだ。DJ Masdaが最も影響を受け、既に長い親交を持つ二人。これまでにも幾度となく共演してきた熟練の二人が紡ぎ出す深いグルーヴを追いかけて、たどり着く先はどこなのか見届けよう。 Daniel Bell (Accelerate | 7th city | ELEVATE) 90年代から現代まで続くミニマルハウス、テクノというタームを語る上で、決して避けて通ることができない唯一無二のイノヴェーターにして孤高のグルーヴマスター。 デトロイト出身のDaniel Bellは90年代初期にDBX名義を名乗り、Richie HawtinとのプロジェクトCybersonikでシーンに登場。1992年に自身のレーベルACCELERATEを立ち上げて以降は極端なまでにストリップダウンした最小限の音と構成で最大限のファンクとグルーヴを生み出すという独自のスタイルを確立する。ACCELERATEの初期作品群において展開されたその実験は1994年にリリースされた「Losing Control」でついにひとつの結実を見る。 シンプルきわまりない4/4ビーツにフィルター処理されたDaniel自身のヴォイスを延々と重ねたこの作品は、当時のヨーロッパにも絶大な影響を与え、現代ではごく当たり前となった「レコードを曲としてではなくミックスのためのパーツ、ツールとして扱う」という基本的なアイデアのルーツは、間違いなくこの「Losing Control」がひとつの端緒になっているはずだ。また「Losing Control」の強烈なインパクトの陰に隠れがちではあるが、ELEVATE(Theo ParrishとDanielが共同運営していたハウスレーベル)からリリースしていたKB Project名義での「The Symphony (Can You Feel It)」などもまたサンプリング・ベースのハウスグルーヴをひとつ先の次元に押し進めたイノヴェイティブな名トラックとして今も根強く支持されつづけている。 Daniel BellというDJにおける突出した資質を敢えてひとつ挙げるとすれば、(逆説的な物言いになってしまうが)その異例とも言えるほど自我を抑制したプレイスタイルだ。もちろん、それは自身の持つ技巧とグルーヴに対して絶対的な自信があるからこそなせるものなのだろうが、それにしても彼のDJにおけるエゴという要素の不在には毎回のように驚かされる。おそらく、彼にとっては自身の存在を声高にアピールするよりも、その場(パーティ)における固有のムードをどのようにキープし、その場をどのような選曲とグルーヴで満たしつづけていくかということについてフォーカスするほうが遥かに大事なのだろう。そうでなければ、あのDaniel独特の「グルーヴそのもの」が主体となって時間が流れ続ける、魔法のようなDJは説明がつかない。 実はこうしたスタイルは、本来のハウスDJ然とした忠実なアプローチに過ぎないという見方もできるのだけれど、どうやら彼はそこだけには留まらないものも持ち合わせている。とくにロングセットでのDanielのDJを体験するとよくわかるはずだが、ハウスマナーでひたすら滑らかに紡がれていくグルーヴを追っていくと、そのジェントルでスムーズな表面下にうごめく狂気すら孕んだワイルドななにかが次第に湧き出てくる。この名状しがたい感覚こそ、Daniel BellというDJ/トラックメイカーの核心にあるものなのかもしれない。 dj masda (Cabaret Recordings) 静岡県は富士山麓で生まれ育った日本人DJ。90年代にレコードを回し始めて以来、今なお着実にハウス/テクノの探求を続けている。dj masdaのプレイを耳にすれば、あるいはRA/テクニーク/Undersoundからリリースされ高評価を受けているポッドキャストミックスを聴けば、多様性に富みながら非の打ち所のない選曲や、古いものから新しいものまで最上級の音を正確にミックスするテクニックはもちろんのこと、彼が日本のアンダーグラウンドシーンにおいて最高のセレクターの1人して慕われている理由を、容易に感じ取れるはずだ。 自身が東京で主催するCabaretとMiddle of NowHereというパーティを通じ、これまでDaniel Bell、Nicolas Lutz、Vera、Eli Verveineといった趣向を同じくするDJたちを招聘してきた。こうした精力的な取り組みによって、日本とヨーロッパのアンダーグラウンドシーンの重要な架け橋を築いている。 近年では、自身のハウス/テクノに対する独特かつピュアな信念を表現する場を設けるべく、So Inagawaと共にCabaret Recordingsを立ち上げた。また、東京のEnergy Flash DistributionにおいてA&R業務の指揮を執っている。東京に加えてベルリンにも拠点を構えたことで、彼の長く険しい音楽の旅路は、今や母国を超えてヨーロッパにまで広がっている。
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    • 最終更新日
      8 years ago
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