2011年のイビザが過去最大の盛り上がりを見せたというのは決して大げさな表現ではなく、事実だ。昨年のイビザへのフライトの本数は過去最高を数えた。2012年、新たなシーズンを迎えるイビザを見てみると、Jamie Jones、Richie Hawtin、Marco Carolaなどの動きに興味をそそられるだろう。また、スウェーデンのHouse MafiaやDavid Guettaがパーティーを開催する一方、Ben UFO、DJ Qu、George FitzGeraldなどもプレイする。どのジャンルのファンでも自分の好きなパーティーを必ず見つけることができるだろう。

2012年のイビザでは数多くのパーティーが開催され、これまで以上に選択肢が増える。しかし、去年と同じ数の人数がイビザを訪れるのだろうか？　前述のレジデントDJ陣はどうシーズンを乗り越えて行くのだろうか？　という2つの大きな疑問が頭に浮かぶ。Jamie JonesとRichie Hawtinが木曜日にパーティーをオーガナイズする中、Marco Carolaは慣れ親しんだCocoonから独立し、金曜日にAmnesiaで自分のパーティーをスタートさせるが、金曜日はビッグネームが他の国の週末のパーティーでプレイするために島を留守するので、比較的静かな曜日だ。

RAではシーズンを追いながら、RA Ibiza Weeklyコラムで毎週の動きを細かく追い、この2つの質問の答えを探っていくが、同時にニュースや写真、その他各種情報が追えるIbiza summer clubbing guideを利用して、情報を補完してもらいたい。

イビザ2012曜日別プレビュー:
月曜日 / 火曜日 / 水曜日 / 木曜日 / 金曜日 / 土曜日 / 日曜日

Monday

SvenのCocoonがAmnesiaへ戻ってきた。

Cocoon at Amnesia
Marco CarolaとRichie Hawtinが他の曜日のパーティーに移ってしまったが、Cocoonに「変化」はつきものだ。2012年は他のDJが名乗りを上げるチャンスの年になるだろう。Mathias Kaden、またはOnur Ozerだろうか。それともRareshが長年期待されていたその地位をようやく勝ち取ることになるのかも知れない。しかし、それが誰であろうとも、SvenとRicardo、そして今年は7回の登場が予定されているDesolatのボス、Loco Diceのテリトリーへ挑むにはまだ時間がかかるだろう。

Circoloco at DC-10
月曜午後から夜にかけて開催されるこの有名なパーティーは、2011年は「The Next Level」というテーマを掲げていたが、今年も昨年とほぼ変わらない内容を維持して、同様の成功を導き出すつもりのようだ。クラブと共に育ったレジデントDJ陣が、自分の評価の上昇にも関わらずこのパーティーに残留しており、今年も戦力は充実していると言えるだろう。Seth Troxler、Davide Squillace、Jamie Jones、Matthias Tanzmann、Dan Ghenacia、Dyed Soundoromなどがレジデントを務める中、The Martinez BrothersやSoul Crapなども定期的に登場する予定だ。

Phat Monday's at Eden
コマーシャルなヒップホップ、R&Bに焦点を当てたニューパーティー。

Fiesta Del Agua at Es Paradis
イビザを代表するウォーターパーティー。フロアに水が注入され、最後には巨大なスイミングプールへと変貌する。

A State of Trance at Privilege
今年はトランス界のスーパースターTiestoの代わりに、Armin Van Buurenが登場する。Buurenは前年までのAmnesiaとSpaceにおける活躍から、この巨大なPrivilegeへとステップアップしたが、自分のラジオ番組「A State of Trance」のリスナーが何百万人のリスナーを抱えていることが、彼の人気を何よりも物語っていると言えるだろう。

Ibiza Calling at Space
モダンなハウス、テックハウス。Wally LopezとRoger Sanchezが交互にレジデントを務める。

David Guetta at Ushuaïa
David Guettaが日中に屋外でプレイする。

Tuesday

Carl Coxはニューフェイスと共にイビザへ帰還。

Together at Amnesia
Tonightとして知られていたTogetherは、今年Skrillexを迎え入れる。またイビザで昨年ブレイクしたChase & Statusも、Pendulum、Sub Focus、Knife Partyなどと一緒にこのクラブへ舞い戻ってくる。またテラスではEric PrydzとAnnie Macが準レジデントとして定期的にプレイする中、9月にはPublic Enemyがライブを披露する。

Ibiza Live at Eden
アーバンなポップミュージックに特化したこのパーティーは、一般的な旅行者向けと言えそうだ。Dizzee Rascal、Tinie Tempah、Example、Jessie J、Professor Greenなどが出演する。

Colors at Es Paradis
スコットランド人のプロモーターの同名のパーティーと混同しないようにしたい。このパーティーはフィンランド人のDJ、Alex Kunnariが開催する新しいトランスパーティーだ。

Flower Power / Renaissance at Pacha
イビザで最もオリジナルな方向性を持つパーティーの1つであるFlower Powerは、目を見張るような服とヒッピー感覚に彩られた見事な雰囲気が売りで、The BeatlesやThe Doors、The Rolling Stonesなどのクラシックチューンがプレイされる。一方Renaissanceは2010年に一度終了していたが、今年見事に復活を遂げた。シーズン中7回の開催が予定されており、20周年を祝いつつ「イビザ最強」の称号奪還を目指す。Guy Gerber、Steve Bug、M.A.N.D.Yなどがプレイし、今年の方向性を示すだろう。

Privilege Live! at Privilege
2011年に巨大なライブショーを展開したPrivilegeは、今年もそのコンセプトを継続させ、ダンスミュージックにおける更なるビッグネームをラインナップに加える予定だ。

Diynamic at Sankeys Ibiza
Solomunがレジデントを務めるパーティーだが、特に昨年のリリースによって本人が得た人気を考えれば、イビザの実力者になるに十分な能力を持っているはずで、レジデント獲得はふさわしいと言えよう。「ネオン」をテーマにしたDiynamicチームによるこのパーティーは、ラインアップをほぼ身内で固めている。Stimming、H.O.S.H、Kollektiv Turmstrasse、そしてDavid Augustなどがプレイする予定だ。

Carl Cox at Space
昨年で最も評価が高かったパーティーの1つのレジデントを務めていたCarl Coxは間違いなく絶好調だったが、今年はどうだろうか？　その疑問の答えは、Loco Dice、Laurent Garnier、Sasha、Dubfire、John Digweedなど、例年通りのビッグネームを見れば分かるだろう。そして今年はDeetron、Ben Sims、Pan-Pot、Tiger & Woods、Clockworkなどがプレイする予定となっており、内容が更にモダンな方向へとシフトするため、その面白さは増すはずだ。

Wednesday

これがChannel Zoo。チャンネルはそのままで。

La Troya at Amnesia
イビザにおける最高のゲイパーティー／ゲイフレンドリーパーティーと言えばこのパーティーだ。有名なBrasilioによってプロモートされるこのパーティーは、毎週違ったテーマが設定されている。テラスでハウスミュージックがプレイされる中、メインルームではよりコマーシャルな方向の音楽がかかり、最後はエスプーマのフォーム（泡）パーティーとなる。

Wednesday Showcases at DC-10
DC-10では、8月限定でVisionq uestやBetter Lost Than Stupid（Tanzmann、Squillace、Buttrich）などをメインに据えたパーティーが開催される。

Ibiza Rocks After Party at Es Paradis
遊び足りない人のためのアフターパーティーで、当日Ibiza Rocksに行った人は、エントランスフリーで参加できる。

Channel Zoo at Gala Night
アンダーグラウンドミュージックが楽しめるイビザ随一のパーティーで、数多くのレーベルショーケースも行われる。Jimpster、Steffi、Spencer Parkerがプレイする予定になっている。

Ibiza Rocks at Ibiza Rocks Hotel
イビザ最大のブランドの1つ、Rocksチームは、今年から金曜日にニューパーティー、W.A.R（We Are Rockstars）をスタートさせる。このパーティーがスタートすることで、Rocksの初期を象徴する存在だったこのオリジナルパーティー、Ibiza Rocksはロック／インディーロックのバンドのラインアップを充実させる内容になりそうだ。Kasabian、Kaiser Chiefs、そしてBloc Partyなどが注目に値するが、目玉はNew Orderだろう。20年前にアルバム『Technique』の大半をレコーディングしたこの島で、待望の初ライブを披露する予定になっている。

Subliminal at Pacha Ibiza
Pacha Ibizaで10年以上水曜日のレジデントを務め、未だにそのパワーが衰えていないErick Morilloはリスペクトすべき存在だ。2012年のゲストは、長年の友人Harry “Choo Choo” RomeroとJose Nunez、そしてSteve Angello、Dirty Southなどメインストリームで活躍するアーティストが予定されている。

VIVa Warriors at Sankeys Ibiza
昨年SankeysのクロージングでプレイしたSteve Lawlerが、今年は仲間を引き連れて、VIVaのレジデントを務める。またSankeysの方向性と熱意を象徴するゲスト陣も豪華で、Derrick Carter、Kevin Saunderson、Tiefschwarz、Martinezなどが予定されている。

Be at Space
今年のSpaceの木曜日は、Armin Van BuurenがPrivilegeへ移動した関係で不安定な状況と言えるが、その穴を埋めるのがMark Knight及びToolroomのアーティスト陣だ。ここ数年でDanny Tenaglia、トランス、ハードテクノなどがせわしなく入れ替わってきたこの曜日に、安定性と個性を持ち込もうとするだろう。

Swedish House Mafia at Ushuaïa
ポップ界のスターが開催するシリーズは、間違いなく大人気となるはずだ。

Thursday

Lucianoは今年UshuaïaとPachaでレジデントを務める。

Cream at Amnesia
イビザのビッグブランドCreamは今年20周年を迎える。イビザで長年愛され、盛況を誇ってきたパーティーの1つであるCreamの今年のラインアップは、Deadmau5、Laidback Luke、Calvin Harris、そしてPaul Van Dykなどが予定されている。

Paradise at DC-10
Jamie Jonesにとって、その実力を試す時が来たようだ。昨年に引き続きHot Creationsチームがこの曜日を担当するが、昨年各方面で評価を高めたJamie Jones本人の幅広いネットワークが活かされ、Art Department、Maceo Plex、Benoit & Sergioなどが登場する他、Efdemin、Ben UFO、Space Dimension Controllerなど意外なアーティストも登場する。

Twice as Nice at Es Paradis
長年続いているこのパーティーは、Snoopが昨年イビザに登場した時よりも遥か昔からR&Bとヒップホップに特化して開催されてきた。2012年はTinchy Stryder、Artful Dodgerが出演する他、Steve SutherlandやMatt “Jam” LamontなどがDJとして定期的にプレイする。

F*** Me I'm Famous at Pacha Ibiza
David Guettaが4カ月に渡り、毎週イビザでパフォーマンスを繰り広げる。このパーティーが本人のブランド力のバックボーンとなっており、その勢いは止まるところを知らない。

The Face of Ibiza at Privilege
Baby Marcelo（元La Troya所属）とイビザ出身の人気DJ、DJ Oliverがゲイフレンドリーなパーティーのレジデントを務める。

ENTER. / Kehakuma at Space
Richie Hawtinがイビザで初めて単独で開催するパーティーがこのENTERだ。テラスはKehakumaというタイトルが冠されたアジアをテーマとしたパーティーで、Richieがコーディネートした日本酒バーが併設される。ラインアップは、M_nus周辺のアーティストは勿論のこと、Paco Osuna、Dubfire、そしてMarcel Dettmannなどがプレイする予定となっている。ハウス色の強いテラスでは、Nick Curryが中心となったラインアップが予定されている。

Luciano & friends at Ushuaïa
IbizaでのLuciano人気の要因の1つは、2009年のビーチパーティーから昨年の巨大ホテル施設でのパーティーに至る、Ushuaïaとの長年の関係だろう。毎週フレッシュなゲストを迎えて開催される。

Friday

Pete Tongのバラエティ豊かなパーティーがPachaで2年目を迎える。

Music On at Amnesia
Marco CarolaのニュープロジェクトがこのMusic Onだ。長年Cocoonでレジデントを務めていたナポリ出身のこのベテランDJは、Amnesiaのメインとテラスを今年は自分でオーガナイズする。自分のパーティーをイビザで持つことができる数少ないアーティストの1人として疑う余地がないが、新しいパーティーを始めてその名前が浸透するには時間がかかること、そしてAmnesiaがイビザ最大級のフロアを2つ抱えていることもあり、パーティーが成功するかどうかはまた別の話だ。メインルームのゲストにはStacey Pullen、Jeff Mills、Audiofly、Joseph Capraiti、Leonが予定されているが、テラスが成功するかどうかはMarco Carola本人の両肩にかかっている。

Pandemonium at DC-10
イビザ本来の魅力を伝えるパーティーの1つで、理解力のあるオーディエンスと一緒にアンダーグラウンドミュージックを楽しむことができる貴重なパーティーだ。長年に渡って開催されているこのパーティーはTania Vulcanoがレジデントを務めており、同クラブのCIrcolocoにかつて出演していた数多くのアーティストのロングセットやスペシャルセットを堪能することができるだろう。昨年はKerry Chandler、Dan Ghenacia、D’Julzなどがプレイしている。今年はIsgud Recordsのショーケースに注目したい。

Fiesta del Agua at Es Paradis
月曜日と同様のウォーターパーティーが開催される。

We Are Rockstars at Ibiza Rocks Hotel
.別名W.A.R。少し奇妙なタイトルが冠されたこのパーティーは、毎週金曜日にIbiza Rocks Hotelで開催されるが、その名前とは全く異なり、ロックスターではなくDJがプレイする。ヒットチャートを賑わすダブステップ系アーティスト、Magnetic Man（Skream、Benga、Artwork）、Example、Major Lazer、そしてHigh Contrastなどのプレイが予定されているが、試行錯誤を繰り返しながらある程度の成功を収めてきたこのジャンルが今年どのような成果を収めるのかに注目したい。

All Gone Pete Tong at Pacha Ibiza
Pete Tongがレジデントを務めるこのパーティーの今年のラインナップを見て、内容が完全に入れ替わったと思ってしまう人がいても無理はないだろう。今年はEats Everything、Jamie Jones、Seth Troxler、Maya Jane Coles、Guy Gerber、そしてLaurent GarnierのLBSなどがプレイする他、Sebastian Ingrosso、Calvin Harris、Paul Oakenfoldなどもプレイする。出かける前に誰がプレイするのかスケジュールをしっかりと確認した方が良いだろう。

SuperMartXé at Privilege
このパーティーは、Privilegeで最も人気があり、主にスペイン人のオーディエンスを相手に組まれている一般大衆向けのエンターテイメントプログラムだ。このクラブの「ハイライト」を見たいという人は、このパーティーをチェックするのも良いだろう。しかし、Paris Hiltonが特別出演する予定のパーティーは、決して音楽中心にはならないことを覚えておいた方がよい。

Supalova at Sankeys Ibiza
イタリア人DJ、Joe T Vanelliがレジデントを務めるハウスパーティー。

Saturday

バルセロナで有名なパーティーが今年はイビザに登場する。

Matinee at Amnesia
非常にスペイン的且つエネルギッシュなパーティーだが、真面目な音楽ファンは興味が湧かないだろう。

Mondoloco at Eden
イビザの顔とも言えるMr. Boscoがレジデントを務めるローカル向けのタフなテックハウスパーティー。

Hed Kandi at Es Paradis
Es Pardisにある植物園で開催されるディスコ＆ヴォーカルハウスのパーティー。

Zoo Project at Gala Night
ユニークな場所で開催されるデイタイムパーティーで、美しく着飾ったエネルギッシュなオーディエンスで溢れ返る。Zoo Projectはフレッシュなラインアップのアンダーグラウンドパーティーとして好評価を得ており、今年はGiles Smith、George FitzGerald、San Properなどのプレイが予定されている。

Defected at Pacha Ibiza
Pachaで開催されるという点、そしてBob Sinclarが時々プレイするという点で、Defectedのアンダーグラウンドシーンにおける支持は少ない。しかし、Dennis Ferrer、Solomun、MK、Noir、そしてOsunladeがシーズンを通じてメインゲストを務めるこのパーティーよりも優れたハウスパーティーをこのイビザで見つけるのは中々難しいだろう。

El Row at Privilege
日曜日に開催されている豪快なパーティーが売りの、現在バルセロナのシーンで最も話題になっているクラブの1つ、El Rowが、今年はPrivilegeに進出してニュープロジェクトをスタートさせる。Privilegeが誇るCoco Loco RoomとBack Room（La Vaca）が統合され、1つの巨大なフロアVista Club（イビザ市街を見下ろせる見事な景色にちなんでつけられた）で開催される。MatineeとCafe Oleに通うようなスペイン人オーディエンス向けのコマーシャルなサウンドに対抗するような新しいサウンドがプレイされる予定となっている。

Carnival at Sankeys Ibiza
ラインアップだけで判断するのであれば、魅力的なラインアップを取り揃えたこのパーティーがイビザの主役級だと言えるだろう。ここでは書ききれないが、Chez Damier、DJ Qu、Steve Bug、MK、Kinkがゲストとしてプレイする他、HeidiのJackathon、Leftroom、そしてサザンプトンのJunk Departmentなどのレーベルパーティーも開催される。しかし一番の驚きは、イビザにおいて集客が一番難しいとされる土曜日にこのパーティーが開催されるという点だろう。

Cafe Ole at Space
Spaceで開催されるこのゲイフレンドリーなパーティーは、堂々とクリシェな内容を展開するが、Ultra Nate、Dita Von Teese、Boy Georgeなど、意外なアーティストも登場する予定になっている。

Sunday

スマイリーフェイス。We Love…が戻ってきた！

Pop Star at Amnesia
メインルームではフォームパーティーが開催される。テラスではBrian Crossがレジデントを務め、パーティー名の通り、スペインのポップアーティスト陣がゲストとして登場する予定だ。

Judgement Sunday at Eden
その名の通りJudge Joolsがレジデントを務めるパーティーだが、今年がこの長年に渡るパーティーの最後のシーズンとなる可能性も囁かれている。

Fabulush at Es Paradis
2年目を迎えたこのパーティーは、「Beatiful Party People」というコピー通り、ビジュアル面に力を入れている。

Cadenza Vagabundos at Pacha Ibiza
イビザにおけるLuciano人気がこのパーティーの最大の魅力だが、ここ数年はイビザ随一の新鮮なラインアップも話題となっている。例年通りのCadenzaのアーティスト陣の他に、今年はKenny Larkin、Marshall Jefferson、Robert Hood、Carl Craig、Stacey Pullen、DJ Quもプレイする。

Don't Let Daddy Know at Privilege
奇妙なタイトルのパーティーが並ぶイビザの中でも、特に変わったタイトルが冠されているこのパーティーは、エレクトロ、ヒップホップ、ダブステップのビッグネームがプレイする予定になっている。

We Love... at Space
イビザにおける音楽面の先駆者的な役割を担っているこのパーティーは、今年UK Bassが初めて重要なポジションを任され、Scuba、Untold、Ben UFOなどがプレイする予定になっている。このパーティーについては毎年同じ説明になってしまうが、フェスティバル規模で行われ、出演者も多岐に渡るため、他に誰がプレイするのかをここに挙げていくのは不可能だ。しかし、その中でいくつか挙げるとするならば、毎月開催されるInnervisionsのショーケース、8月のChemical Brothers、そして数多くのデトロイトのテクノヒーローたちが注目に値するだろう。ラインアップを念入りにチェックすれば、このイビザから外すことができないパーティーで、自分の好みのアーティストを見つけることができるだろう。