Chino Amobiとの電話インタビューの翌日、彼からデビューアルバム『Paradiso』のコンセプトについて書かれた短いメールが届いた。

「これは精神的地理学を下敷きとした、アドルノ式の否定弁証法の展覧会である。それを表す為に、超個人主義と、また副題として、規定された主観性の虚偽の暴露の力学を用いている」

正直、僕はこの発言を理解するのに辞書とWikipediaを使わざるを得なかったことを告白しておこう。電話で話した時にはもっと解りやすく説明してくれたのだが、こうした深い論調こそある意味、Chino Amobiの音楽の本質的な部分と言えるだろう。真の学際派アーティストである彼は、自分の作品のアイデアやコンセプトを音楽以外の形態のアートや、学問の世界、社会正義の面からも引用し、大きな視点で、しかし慎重に物事を考えているのだ。

ヴァージニア州リッチモンド在住のAmobiは2年前、ロンドンのNkisi、ケープタウンのANGEL-HOと共に、国際的なコレクティブ兼レコードレーベルであるNONを設立した。NONは、世界中に住むアフリカ出身者がお互いの経験を表現・共有し、なかなか発言の機会がない人々の声を照らし出すのをサポートするプラットフォームとして機能している。ベルリンのJanusクルーを通して発表されたNONの最初期の作品は強気の姿勢で、奴隷貿易や移民政策の歴史などの社会正義的なテーマを扱い、怒りや不協和音に満ちた実験的なクラブミュージックであった。

レーベル、そしてAmobi自身も瞬く間により前衛的になり、音楽に加えてヴィジュアル作品、文章作品、パフォーマンスアートなども包括し、BandcampやSoundCloudを通してデジタル販売を行っている。Brian Enoの名作『Music For Airports』への返答とも言える、空港での誘導システムに触れた際に黒人旅行者が感じる不安感に注目したAmobiの作品『Airport Music For Black Folk』に代表されるように、昨年からは音楽面でもより知的さを増し、NONは詩やエッセイ、写真を扱う雑誌を発行。さらにニューヨークのNew Museumにて一際目をひくショーケースイベントを行った。

こうした活動を通して、AmobiはNONの中でも最もエキセントリックで思想的影響力のあるアーティストとなったが、本人は自分では決してそのように称することはない。Amobiは例え自分一人の作品であったとしても、周囲の人をクレジットに加える。彼は『共に成長することはより良いことで、一個人が成功することよりももっと意義があり、NONはそれを支えるためのグループである』という、NONの根幹にある理想を生きているのだ。

Amobiのファーストアルバム『Paradiso』はその哲学を体現した作品と言える。Elysia CramptonからEmbaciまで、エクスペリメンタル系クラブシーンで活躍するアーティストを広くフィーチャーし、クレジットが個人名義になっているものはない。Amobi本人がどの部分を担当しているか言い当てるのも難しいだろう。サンプルやスポークンワード、パーカッションが幾重にも折り重なる、濃厚で目眩のするような音像は、アルバムというよりはまるでラジオを聴いているような感覚だ。そしてNONの目指す理想像に忠実に、『Paradiso』では鮮烈な音楽を背景に多くの”声”がフィーチャーされ、個人的な悪口やラジオのジングル、詩の朗読、ラップなど、多種多様な事象がさまざまな訛りの言葉で目まぐるしく綴られる。

このアルバムからは、次々と興味の対象が変わっていくような多動的なスタイルが感じられるのだが、Amobi本人は落ち着いていて、ひとつひとつの言葉選びにも慎重だ。1時間に及ぶ会話を通して、彼はおよそ一年をかけた『Paradiso』の製作過程や、NONでの経験、そして今でも音楽が如何に社会の変革と理解を広めるための伝達手段でありえるのかについて語ってくれた。

それではまず、『Paradiso」の背景にあるアイデアについて聞かせてください。

『Paradiso』の製作をスタートした頃、なにか自分自身よりももっと大きなものを作りたいと考えた。『Airport Music For Black Folk』はとても個人的で、自分があちこちの空港を飛び回り、その中にいるとき感じたものだから、自分自身というものがとても反映されている。でも、折角LPを作るなら自分自身以上のものにしたいと思った。そこで、友人たちや、長年コラボレーションしている人たち、いつかコラボレーションしたいと思っていた人たち、それについ最近出会った人達にも協力してもらおうと思って、いくつかトラックを作り、彼らをイメージしたスケッチをして、それを相手に送ったり、もしくは直接会ってセッションをしたんだ。

コラボレーターとのアイデアの交換にはかなり時間を費やした。歌は何度も変わったし、長くなったりもした。その場に合うボキャブラリーや言語を引き出しては、うまくいっているか、いってないかを判断したりね。そこにはまるサウンドは、作ってる本人ならと判って当然と思うかも知れないけど、実際には「いや、これはこの世界観にはないものだし、それもこの世界観のパレットには合ってないし…」という手探りな感じだよ。コラボレーターのほうから同じことを言われたりもした。ただ世界観を作り上げるというよりは、その世界観の中にある様々な街や目的地をロールプレイングゲームのように旅をする、いわばジャーナリストのようなアプローチで作っていったんだ。

すると、Paradisoとは何なのでしょうか？そしてそのアイデアはどこから来たのでしょうか？

Paradisoは作られたフィクションで、そこを介して世界観の中を動き回ることができる、一種のハイパーオブジェクトだ。アイデアは、僕がChino Amobiとしてやってきた作品や、他の人達、特にElysia Cramptonとの共同作品を振り返っていく中で見えてきた。Elysia Cramptonの『Demon City』では2曲担当したんだけど、その続編という感じだね。『Paradiso』とその2曲は同じ世界の中にあるように感じる。MarvelやDC（訳者注 : 多くのヒーロー漫画を擁するアメコミの2大出版社）がやってるように、『Demon City』と『Paradiso』がある世界を描いてみたんだ。

アルバムの大部分はElysiaとのやりとりからインスパイアされたものなので、このアルバムは彼女に捧げたものになっている。加えて、これまでDutch E Germと作った作品や、今回彼と一緒に作ったサウンドも『Paradiso』の中でとても大きな部分を占めているよ。

建築的、空間的、身体的な観点からの身体性…特に、権利を奪われ、取り残されたアメリカ南部の身体性を改めて取りあげてみようと考えた。南部第一の都市であるヴァージニア州リッチモンドに住んでいる僕にとっては、とても関係の深い事だ。南部ゴシック小説の伝統、Edgar Allan Poeの大鴉にカラス、そしてプランテーション、異常繁殖、ジャングル。森林と奴隷制度。でもそれだけではなく、このアメリカ南部というものの在り方を、地球全体に於ける「南部」的な地域にまで広げてみた。例えば南アメリカ、南アフリカ、それに中東の一部もそうだと言えるだろう。音楽と、物語とレコーディング、直線的ではない歴史を絡めてみた。

それと、ノン・スペース（空間ではない空間）について色々と考えてみた。特に、言葉が話されているところにうまれる、コンセプチュアルな断片としてのノン・スペースについて考えてみた。すると、そうして断片化された不安定な空間で語られる声やアイデアには、すでに語り尽くされた物語や、お決まりの前提として捉えられているものの意味を書き換えるような力があることがわかってきたんだ。

そのアイデアは、このアルバムのサウンドの中でどのように現れていますか？

聴く人それぞれによって、異なる形で現れてくると思う。僕が聴いていると、多くの不調和なものを感じるよ。異なる声、異なる音、地理的、肉体的、精神的な意味で異なる場所とかね。スタイルの異なる音楽がオーバーラップし、爆発し、崩れ落ち、他の要素に追いやられて消える。異なるジャンルの音楽が内側から壊れては、他のものの中に溶けて消える。聴くたびに、それぞれのアーティスト、それぞれの声、サウンドへの理解が高まっていくように感じるよ。このアルバムのサウンドは新しい形に進化し、多面性や新たなリアリティを生み出すんだ。

あなたがElysia Cramptonの作品から強く影響された部分とは何でしょうか？

僕は、西洋芸術の世界で、前世紀に啓蒙され続けた「一人の天才」というアイデアに飽き飽きしている。少なくとも、僕が好きなアーティストはそういうタイプではないんだ。もちろん、個々人のアーティストのことは好きだけど、それと同時に、コミュニティ的な観点から見て、皆で一緒に何かを作ることのほうがワクワクする。そうすることで、皆が豊かになり、お互いがお互いから学びあえるようになるからね。ハイパーな資本主義にある「自分が儲けるためにお前を潰す」式の、誰かを突き落とすようなやり方よりも、誰かが教えて、誰かが良くなるというやり方がいい。僕は今、自分が今いる限られた空間というものを超えていくことで、お互いがお互いを豊かにし合い、合流する場を作っているんだ。

アルバム参加者の多くは、僕の長年の知り合いで、中には僕が５、6歳ぐらいの時から知ってる人もいる。そして彼らと一通り製作した後は、世界のあちこちに住んでいるアーティスト達と仕事することになった。Myspaceをやっていた頃からの知り合いとか、昨年知り合ったばかりの南アフリカとかアルゼンチン、ロンドンに住んでる人とかね。もし僕が自分の音楽をオンラインでシェアし、彼らの音楽を聴き、交流をしていなかったとしたら、彼らとは出会うことはできなかった。

こうしてお互いを高め合い、国境を超えたコラボレーションができたこと、それによって、自分だけのアイデアに留まらずにいることの大切さに気付くことができて、本当に感謝している。特に少数派の人々に対しては、こういう考え方はあまり広まっていないように思う。今現在も、そして歴史的にも、少数派の人々は何かをする機会をずっと奪われ続けてきた。だからこそ、実際の空間を超越した空間の中に、自分たちのコミュニティ、ネットワーク、身体性を確立するため、一緒に頑張っていきたいと思っている。お互いがお互いにチャンスを作れば、皆が豊かになれる。

もちろん、緊張感がないわけじゃない。ある人がほかの人と対峙するとき、そこには緊張感がある。でも、そういう緊張があったとしても、いわば鉄を研ぐための鉄の役割を果たしていると思うんだ。それによって僕らは、誰もが個人として、人間として、アーティストとして、ミュージシャンとして成長し、文化が花開いていく。これが僕の追求していることの本質で、コラボレーションでは、自分のアイデンティティの一部は捨て去っていいと思っている。

『Paradiso』に収録されている声の中に「これまで何一つ言えたことがない」というのがあるんだけど、これは、僕が長年考えていた、作品の中で多少コントロールを失わせることと関係がある。例えば、キュレーションの中に緊張感があると同時にコントロールがされてないこと、どのアクションも究極の目的にしないこと。何故かというと、世界の在り方は全てがコントロールされてるようなものじゃないからだ。こういう姿勢を、自分の作品と対峙してもらうことで広めていきたいなと思っている。それが、僕自身が世界と関わる時のやり方だからね。

誰にとっても、一緒に何かする時間を作ること、そしてお互いの意見を聞くことはとても大切だ。他の人のために何かができる人間でありたいね。

そうした理想が全て、NONそのもののあり方に結びついているんですね。

もちろん、その通りだよ。自分がNONでやっていることと、NONへの関わり方の中に、自分の理想を反映しようとしてる。

では、その、コントロールを失わせるというアイデアを、どのようにして、ご自身の作品の中、もしくは作品を発表する時に成立させているんですか？

例えば、NONにはNkisiとANGEL-HOという自分以外の人がいて、彼らがキュレーションしたものに僕は口出ししない。彼らから僕にアイデアが投げかけられるだけだ。でも、それが僕達のやり方だよ。それぞれがNONの中で、自分のやりたいことを自分で指揮するんだ。プロジェクトのアイデアや、デザイン、アートワークなんかを持ってきて見せてくれる人もいるけど、僕はただ「うん、クールだね」って言う。僕は特に中心人物になりたいとは思ってないからね。実際、僕らがNONでやろうとしてることで、最もコアな、根幹になるアイデアは、ANGEL-HOとNkisiが出したものなんだ。皆、僕がNONの首謀者みたいに思ってるけど、それは違う。正直言って、NkisiとANGEL-HOが本当の首謀者だよ。僕は人を団結させるのが得意だけど、全部が僕の発案じゃない。これがNONの真実なんだけど、たまに勘違いされてるみたいだね。

NkisiとANGEL-HOがレーベルの根幹となるアイデアを決めたと仰っていましたが、その、根幹となるアイデアとはどのようなものでしょうか？

例えば、2016年にNew Museumでやったパスポートのアイデアと、”不可視の可視化”のアイデアは、Nkisiが思いついた。それを表現するのに軍隊式の記号学を使ってみたんだけど、それもNkisiが考えたんだ。NONという言葉はANGEL-HOの発案で、彼が、このコレクティブをNON（訳者注：「非～」、「～ではない」という意味）と呼ぼうと提案したんだ。

この2年でのNONの知名度の伸びについて、あなた自身も驚いていますか？

うん、ずいぶん急だったから僕も驚いている。やるべきことをやり、前向きな気持ちでいようと努力していたから、やりたい事がはっきり見えたんだと思うよ。何らかトラブルがあったとしても、自分達のやりたい事はきっと注目されるはずだと分かってたけど、流石にこんなに早く事が進むとは思ってなかった。

この半年、レーベルの活動ペースがある意味少しスローダウンしているように感じますが。

単に、これ以上忙しくする必要はないかなと思って。そうしなきゃいけないわけでもないし。当初は、やらなきゃいけない事が多すぎて、バン、バン、バンと、何もかも流れていくような感じだった。今もまだそういう状況はあるけど、ちゃんとペースを落として、NONからリリースしてるアーティスト達それぞれが何をしたいのか、きちんと時間をとって考えられるようにしたい。

昨年は、New MuseumにてRBMAと共にパフォーマンスを行いましたね。アンチ・エスタブリッシュメント（反権力）というNONの理念と、New Museumのような（エスタブリッシュメント寄りの）アートスペースでパフォーマンスを行うことに、どのようにして折り合いをつけたのでしょうか？

赤い薬と青い薬（訳者注：映画『マトリックス』からの引用、真実と日常生活の例え）を同時に飲む事が重要だよ。僕は、カルチャー全般から自分を切り離し、距離を置くようなタイプの孤立主義者ではない。抵抗はエスタブリッシュメントの中にあって始まるんだ。これまで育ってきた中で、僕は常に、ナイジェリア人としてのアイデンティティと、アメリカ黒人としてのアイデンティティの隙間にある狭い空間に居たんだ。そのちょうど間にいるのは心地いいし、それこそがアクションが始まる場所だと思っている。「ヘイ、こんなところでパフォーマンスなんかしてるけど、どうやって抵抗を示す？どう折り合いをつけるんだ？」みたいな考え方は、僕には違う。そういう考え方こそ妥協なんだよ。今この時代に於ける、最も輝かしい思想…黒人の思想と褐色人の思想をそういった場所で公開し、僕らのメッセージを広めることが大切なんだ。分かるだろ？僕は、自分たちのパフォーマンスと、そこに自分たちが存在することで、どんなスペースでも浄化しようとしてるんだ。

レーベルの理念である包括主義や社会正義を伝えるために、今でも音楽は重要であり、有効な手段だと感じていますか？

もちろん、そう思ってるよ。音楽は時に、心の面にも、思考にも、ヴィジュアルな言語のように入っていくことができる。実際のヴィジュアルな言語（写真や映像作品など）では伝えるのが難しいことでもね。僕らの音楽が人々の考え方を揺り動かし、新たなレベル、新たな理解へのチャンネルを開く場を作っている。これまで多くの人から、僕らのやってきた事を通して思考が変わり、心も変わったという話を聞いているよ。

一晩で全てが変わるようなものではないし、この世界は完璧じゃない。今現在、文化的なもの全般で、何かしなくては、とか、イベントのキュレーションの仕方を変える必要があるとか、これまで発言の場がなかった人に話す場を与えなくては、と言っている人達がいるけど、それと逆のことが起こっているのにも気づいてるよね。例えば「いや、自分と同じ境遇の人達が発言できればそれでいいよ」みたいな事を言う人が世間にいる。でも僕は、サウンド、デザイン、音楽を通して、そういった状況を変えようとしているんだ。これまで自分たちがやってきたサウンド、デザイン、作品、僕ら自身の努力、そして僕らがお互いに示してきた愛と、他の人達に対して示してきた愛が、世の中にポジティブなインパクトを与えることができたと実感しているよ。

レーベルのスタートした当初は、多くの人が、NONは脱構築的なクラブレーベルのようなものだと感じていたように思います。もちろん、明らかにクラブレーベルではないし、ダンスレーベルでもないですよね。しかし、あなた自身は、クラブやパーティーの場には価値があると思っていますか？

もちろん価値はあると思ってるけど、そこを究極の目的にはしていない。僕はクラブ音楽というものを超えた音楽も好きだし、クラブのために作られた音楽も好きだ。だけど、僕が一番好きなのは、音楽にある多様性なんだ。少数派の人達が作った音楽は、それ自体が、そのサウンドがどういう意味合いなのか、どこから来た音楽なのか、どういう作用があるのかという面で、多くの人が持っている固定観念を変えるものなんだ。僕は例えクラブ向けのものでも、そういう固定観念を壊せるものを作っている。正直なところ、”脱構築的クラブ”が何なのかよくわからないけど、誰もが、ただ自分が作りたいもの、これが自分だと思えるものを作ればいいと思うよ。

NONでの活動、あなたの音楽やアートなど、あなたがやっている事はどれも政治思想的ですね。そこに理想を見ているのだと思いますが、現在、世界がどんどん分断されていく中で、どのようにその理想を見出しているのでしょうか？一般的な人々にとっては、なかなかそうした理想を感じ取れなくなっていると思います。

そういう状況だからこそ、自分たちは理想を表現し続けていて、これからもそうしようと思ってる。何故かというと、例えばある人が「そんな理想など絶対聞かない」という極端な考え方をしているなら、最終的には何か良くない結果になるだろう。そういう人を教育し、理解してもらうのが自分達の役目だというわけではなくて、例えば思想のプロパガンダと同じような手法を使って、僕らは僕らのやり方で理想を広めていこうとしているんだ。色々な考えがあり、選択肢があるのはいい事だ。

人生はすごく複雑だよ。多分僕らが実感している以上に複雑なものだと思う。いわゆる右翼・左翼みたいな言論にはもう飽き飽きしてる。僕はただ自分自身であろうとしていて、それが僕の信条だよ。そして僕の信条こそが僕の生きてる人生なんだ。NkisiとANGEL-HOも同じように考えている。僕らがやっていることをより深く理解しようとしてくれれば、それで十分だ。理解しないならしないで構わない。僕らは、僕らがやっている事をやり続ける。僕も、僕がやっている事をやり続ける。そして、楽観的な気持ちで、自分の立場を冷静に見て、ただ作り続けるよ。