コンテンツ警告：この記事にはセクハラや性的暴行の記述が含まれています。

エレクトロニック・ミュージック界において、Derrick Mayほど歴史的に重要な存命人物は数少ない。（Belleville Threeのメンバーである）Juan AtkinsやKevin Saundersonと並び、テクノの創始者の一人と称されるMayは、“Strings of Life”（Michael Jamesとの共作）などの重要トラックを生み、多大な影響力を持つレーベルTransmatを設立し、30年以上にわたり世界中のクラブやフェスティバルでほぼ毎週のようにパフォーマンスを行ってきた。彼はCarl CraigやStacey Pullenをはじめとするデトロイト・テクノ第2世代のメンターとしての役割も果たし、最近までデトロイト現代美術館の理事も務めていた。

あまり知られていないのは、昨年11月以降、Mayによる度重なるセクハラと性的暴行の疑惑が浮上しているという事実だ。これらの疑惑は過去12月間、Facebook内で大きく取り沙汰されていたものの、強姦容疑で起訴されていたDJのErick Morilloが最近死亡したことで、Mayに対する同様の告発へのより厳しい調査を求める声が上がり、結果としてParis Electronic WeekやFAC51 The Haçiendaを含む多くの国際的なフェスティバルやイベントが、Mayの出演予定をキャンセルすることとなった。

RAは数週間にわたり、Darrick Mayの性的暴行とセクハラ行為の告発に関して調査を行なってきた。RAは、Mayから性的暴行やセクハラを受けたと主張する人物16人と、それらの主張を支持する多くの目撃者や、被害者の親しい友人たちに話を聞いた。これらの証言をまとめると、彼のセクハラと性的暴行は少なくとも20年前から始まり、多くの国で起こっていたことを示している。

これらの告発についてコメントを求められたMayは、以下のステートメントを発表した。

「白人優位で、公然と偏った業界で働く黒人男性として、真実や公平性、正当な法の手続きなどは存在しないという痛切な教訓を学ぶことを期待されているのでしょうか？

アフリカ系アメリカ人男性のセクシュアリティを武器と見なす長い歴史はいつ終わるのでしょうか？

インターネットを媒介としたリンチで、特権を持つ匿名女性の、いわゆる恐怖を増幅させるように公然と批判するマスコミの手によって、私自身を犠牲にすることを強要されながら協力しなければならないのでしょうか？

私はこれらの歪曲を正当化することには興味はありません。

女性は生命のパイプであり、守られるべきものであり、搾取されるべきものではありません。私はこれらの言葉を胸に生きています。

20年以上前に公開されたある記事で、Derrick Mayの女性に対する貪欲さが明らかになっている。現在は廃刊となった雑誌Muzikの1998年6月号では、カバースターであるMayを“クソ野郎”、“テクノ・プレイボーイ”と呼んでいる。「彼がレストランで何人ものウェイトレスをナンパして、Naomi Campbell、Scary Spice、Posh Spice、そして通りすがりの数人の女性の優劣について議論する様子を見てみよう」と、“グラスゴーで最もファッショナブルなホテル”でMayと会ったジャーナリストのAndy Crysellは記している。インタビューの後半で、Mayはこう語る。「女好き？テクノ・プレイボーイ？ああ、1年前までは確かにそうだった。でも、今はそうでもない。だって、もうクラブにいる若い女の子達とヤるのは面倒臭いよ。そういう女の子たちは大体19歳で、大体同世代の友達たちもホテルに連れて行きたいって言う。“友達って誰？”って聞くと、“あそこにいる28人だけよ”って」

インタビューの最後の段落は、CrysellとMayが一緒に食事をした後のものだ。「“待って！”テクノ界の絶えず活発な人物がランチ中に3人のウェイトレスをナンパし、僕たちは今グラスゴーでドライブしている」とCrysellは綴る。「“止まって！”と、Mayは再び訴えた。18歳以下のディスコにできた驚異的な長蛇の列に出くわした“元”女好きの彼は、自身の目を疑っている。“あれが、俺がテクノ・プレイボーイじゃなくなった理由だよ”と彼は笑いながら、凍えるような寒さの中、とんでもなく短いスカートを履いた女の子たちの列に身振り手振りをしながら言った。“彼女たち18歳以下なの？は〜！俺を困らせるような子たちね！」

弁護士を通し、9月にMayのFacebookページに投稿されたステートメントの中で、Mayは1年前から出回っている過去30年に及ぶセクハラや性的暴行の疑惑を否定している。「女性は生命のパイプであり、尊敬され、守られるべき存在です」と、彼はコメントした。「これが私の生き方です」

以下に記した被害者や目撃者の証言は、それとは全く異なる話を物語っている。プライバシー保護の観点から、情報提供者の名前は仮名とする。

2004年、イギリス

Audrey*は18歳の時に、イギリスで開催されたDerrick Mayのギグに参加した。当時彼女はまだ高校生だった。彼女は大のテクノファンで、Mayは彼女の“ヒーロー”だった。Audreyの友人が以前、Mayは女たらしで、女性を誘惑したい時には「何も言わずにずっとその子を見つめる」と彼女に話したことがあった。Audreyはその時、信じられないと笑い飛ばしたという。

ギグでは、Mayがセットの中盤で、観客の前方で女友達と一緒に踊っているAudreyに目を付けた。彼は笑いながら、「レディーたち、また後で会おう！」と話しかけた。Audreyは興奮していた。「“ヤバイ、彼が私に気付いてくれた”と思いました」

セットが終わった後、MayはクラブのバーエリアにいたAudreyに近づき、彼女と女友達をホテルでのアフターパーティーに招待した。Audreyのリクエストで、彼女の男友達も参加することを許可された。他にも何人かの友人と後ほどホテルで待ち合わせる予定だったが、彼らは入館しようとしたところレセプションで追い返されたという。

ホテルの部屋でMayはルームサービスの赤ワインを注文し、みんなのためにグラスを注いだ。「約2時間、私たちはそれまでで最高の会話を楽しみました」とAudreyは語る。「音楽の話をしたり、政治の話をしたり。“信じられないような体験”だと思いました。」Audreyは、Mayは「ただただ礼儀正しく魅力的」で、「性的なことは何も言わなかったし、私を口説いたりもしませんでした。どちらからもちょっかいを出すようなことはありませんでした」と述べる。

その後Audreyは“ふらつき、疲れ”を感じ始め、ベッドに横たわったという。「意識を取り戻し始め、次に覚えているのは誰かが私の右側にいて、私の身体の側面を触っていたこと。目を開けるとそこにはDerrick Mayがいて、全裸で勃起して私の前に立っていました。まだふらふらしていた私は、完全にショックを受けて何も言えませんでした。それから彼は私にキスし、舌を私の喉に押し込みました。私はただ、“こんなの間違っている、私が望んでいたものでも期待していたものでもない”と思いました。私は彼に惹かれていたわけでもなく、彼に性的な興味を持っているという意思表示もしませんでした」

AudreyはMayを押しのけた。彼女は服を全部着たままだった。Audreyは、同じく混乱している様子だった女友達に“行こう”と言った。（Audreyの男友達は、彼女が気絶している間Mayに“もう帰っていいよ”と言われ、それに応じたと、後に彼女に話している。）Audreyと女友達が荷物をまとめて帰ろうとすると、Mayは大声でAudreyを侮辱し始めた。

「“Derrick Mayと口論しているなんてありえない”と思いました。“父親ほど歳が離れていて、私は彼のレコードも持っていて、そんな人が今裸でベッドに座っているなんて”と。」二人が帰ろうとしていることが分かると、Mayは何も言わずにAudreyを激しく睨みつけたという。「ありがたいことに、私は彼が女性にこの戦術を使うと聞いていたので、彼が何をしようとしているのか完全に分かりました」とAudreyは語る。「それでも尚、威圧的で恐ろしいものでした」

Audreyは、彼女が友人とホテルを出ようとしたところ駐車場に迷い込んでしまい、ようやく建物の外に出られた時は非常に「取り乱していた」と振り返る。ホテルを出た後、Audreyはすぐに泣きながら別の男友達に電話をかけ、彼に何が起こったのかを話した（Resident Advisorはこの友人に、Audreyから電話があった事実を確認した）。Audreyはその後、他の友人たちにもMayとの間に起こった出来事を話したが、ほとんどの友人は「え、何を期待してたの？彼のホテルに行ったんでしょ」のような反応をしたという。

当時Aレベル（訳注: 日本のセンター試験のような、イギリスの大学入学準備試験）の勉強に励んでいたAudreyは、事件の後「非常に落ち込んだ」と振り返る。「自分が愚かで世間知らずのように感じ、テクノに対する私の幻想は全て打ち砕かれました。何年もの間、私はこの男とホテルの部屋で一緒にいるという状況に陥ったこと、そして彼が私にしたことで、自分自身を責めてきました。今日に至るまで、私はいまだに彼の音楽を聴くことができません。ポスターやトラックリストに彼の名前が書かれているのを見ると気分が悪くなるし、ギグに参加したいと思っても、彼がラインナップに入っていないことを確認しなければならない」

2008年、アムステルダム

2008年、22歳だったNina*は、アムステルダムのホテルでインターンとして働いていた。Derrick Mayがチェックインした日、彼女はフロントオフィスで責任者として勤務していた。その時、彼女は彼が誰だか知らなかった。

Ninaはブティックホテルでの慣例に従って、Mayを部屋に案内した。二人が中に入ると、彼は背後のドアを閉めた。バスルームを見せていた彼女が振り向くと、Mayは「服を着ていたけれど、すごく大きく勃起していて、それを握りながら“君が俺をどれだけ興奮させているか見て、君がどれだけ俺をその気にさせたか見てよ”と言いました」と彼女は語る。

彼女がバスルームから出ると、Mayは彼女を壁に押しつけ、動けないように片方の膝を彼女の脚の間に入れたという。「彼は私のお尻や脚の間、シャツの下を触ってきて、首や方のあたりにキスをして、私のあちこちをさすりながら、私の身体がどれだけ良いか、どれだけ私とヤリたいかを伝えてきました。私はただただショックでした。彼は私をロックオンしながら、自分のズボンと下着を下ろしました。彼は私に性器を擦り付けてきて、その、私は彼の勃起を生であちこちで感じざるを得なかった」

Ninaは彼を押しのけて、「ちょっとアンタやめてよ、こんなのありえない、ファックオフ」と言って部屋を飛び出した。Mayは彼女の後を追って入り口へ向かった。「君が去って行くのを見るのは嫌だけど、君が歩く姿を見るのはすごく良い」と、彼は廊下で彼女の背後から声をかけた。Ninaはフロントに戻ると、すぐに蕁麻疹が出た。「すごくストレスを感じました」

Ninaの上司は彼女が動揺していることに気が付き、大丈夫か尋ねた。彼女が何が起こったかを話すと、彼は激怒して「あのマザーファッカーを追い出」そうとしたという。

「私は“大丈夫、落ち着いて”と言いました。彼はとてもアグレッシヴだったし、その時は騒動を起こしたくなかったので。」彼女の上司は、女性と女性従業員は彼と二人きりにならないようにと、コンピューターシステムにメモを残した。「彼は私のシフトを変更して、仕事中に二度と彼（May）と一緒にならないようにしてくれました」とNinaは話す。事件当日にホテルで働いていたNinaの同僚が、この証言が事実であることをRAに裏付けた。

1999年、トロント

Sherri*は21歳の時、トロントの元スーパークラブ、IndustryでDerrick Mayがヘッドライナーを務めたパーティーに参加した。2階には“ツリーハウス”と呼ばれる特別なVIPエリアがあり、そこに登ると6人ほどが入れるスペースがあった。Sherriは友人と一緒にツリーハウスに登り、隣の席に座っていた男性とおしゃべりをしていた。彼女は、その夜と音楽がどれほど素晴らしいかを夢中で話していた。

「私が普段何をしているのか聞かれたので答えたところ、“じゃあ俺が何をしているか聞いてみて”と言われました。私が“何をしているの？”と聞くと、彼は“俺はDerrick May、DJだ、今ここでセットを終えたばかり”と答えたんです。私は“うわぁヤバイ、すごいじゃん”という感じでした。その後何かのきっかけで彼は私にキスをし始め、私の上に乗り掛かってきました。私は彼に惹かれませんでしたよ。彼は私のタイプじゃなかったし、私は21歳、彼は30代の男性だったし」

彼女はMayにダンスフロアに戻ると伝えた。だがMayは彼女を追って降りてきたという。

「彼は“後で何かしない？”みたいな感じだったけど、私は“いや”と答えました。そしたら彼は“Derrick Mayと知り合う機会は誰にでもある訳じゃないことを覚えておいて”って。なので私は“はい？どういうこと、あなたと知り合えるのは光栄だって？”とか、そんなことを言ってやりました。彼は私をつかんで持ち上げ、強くハグしてきたの。“お〜、いいね”とか言いながら。それから私を離して立ち去って行きました」

Sherriは続ける。「それまでたくさんのDJに会って、たくさんの人とパーティーをしてきたけれど、あれほど露骨で積極的な人にあれほど短時間で追いかけられたことはなかったなと思ったのを覚えています。彼に持ち上げられてハグされた時はとても怖かったです。殴られるかと思ったし、何をされるか分からなかったから。彼があんなにアグレッシヴだったっていう事が気持ち悪かった。その後の話ですけど、私は“Derrick Mayはそんなに凄い奴じゃない”って感じになって。何年か前に（Movementに）行きましたが、彼がプレイする場所の近くには行きたくありませんでした。それ以来、二度と彼（のプレイ）を見に行くことはなかったと思います」

1999-2000年、ウェリントン

当時20歳前後だったPippa*はMayの大ファンで、ニュージーランドのウェリントンで初めて彼のプレイを見た。彼女はこの業界で働いていたので、ギグの後にバーのVIPエリアで彼に会うことができ、とても興奮して挨拶をしたそうだ。彼がPippaともう一人の若い女性とおしゃべりをしていたところ、彼は二人を近くのカウチに座らせて話を続けようと誘った。

「彼に何か意図があったようには見えなかったし、ただ気さくに話していただけだった」とPippaは言う。二人が座って間もなくのことだ。「彼は何の前触れもなく、本当に素早く、力強く、二人のお尻の下に手を入れて、二人のお尻を掴みました」と彼女は話す。「彼は笑っていて、私はショックで飛び上がった。もう一人の女の子が何をしたかは覚えていないけれど、彼女もショックを受けていたと思います。でも私は自分が何をしているのかは分かっていました。彼が何を考えていたのか分かりませんが、彼は“失せろ”とでも言うように私を見ていました。“何でまだここにいるんだ？”そう言っているようにさえ感じました。」Pippaはすぐにバーを出た。「その夜は本当に馬鹿くさくてガッカリしながら家に帰った」と、彼女は語る。

2012年、デトロイト

Mona*はデトロイトの共通の友人を通じてMayと知り合い、彼に惹かれたことはなかったものの、彼が一緒に飲みに行こうと誘ってきた時に、クールで面白そうな人だと思ったそうだ。「それで私は彼と会うことに同意したのですが、その日の夜、彼は私を迎えに行くと言い張っていました。私は自分の家の近くに行きたいと思っていたのに。迎えに来るというのは変だなとすでに感じていました。そして彼はそのまま高速道路に乗ったんです」

Monaが抗議し、どこへ行くのかますます不安になる中、Mayは何マイルも運転し続けた。閉店間際のレストランに立ち寄るとMayはワインをピックアップし、彼の家に行くと言い出した。「彼の家に着くと、彼は何やら自慢をし始めました」とMonaは話す。「彼は期待していたほど私が感動していないなと思ったんだと思います。自分の家や車、私のためにゲットできるチャンスの自慢話なんかをしていました。“ここに連れて行ってもいいよ、あそこに連れて行ってあげるよ”とか、そういう話をしていたの。それで、私にたくさん飲ませようとしていた」

ある時点で、Monaがトイレに行って戻ってくると、Mayは「私を驚かせて、無理やりキスをしてきました。私はびっくりして、何をしたらいいか分からず、ただそこに突っ立っているような感じでした。それから彼は私のシャツを両手で下ろして、私の胸を露出させると、今度はそれ（胸）についてネガティブなコメントをしてきたんです。まるで私を否定するみたいに。彼が私の身体に関することで私の気分を悪くさせたとしたらどう？本当に拒絶感と嫌悪感でいっぱいで、シャツを引っ張って “こんなのありえない”と言いました」

彼女は家に帰りたいと言った。二人は街から遠く離れていたため、Monaは携帯電話の電波が届かず、Mayは酔っていて運転できないと言ったという。Monaは、その日留守だった彼の娘の部屋で寝ると言った。もし寝たら彼が何か企んでくるのではないかと心配した彼女は、一晩中起きていて、服を着たままベッドに入ったそうだ。

「コートさえ着ていたと思います」と彼女は言う。するとMayが部屋に入ってきて、彼女のベッドに入った。「私は板のように硬直していました。私が動こうとしなかったので、彼は私の背後から何かしようとしていたけど、それは起こり得ませんでした」

Monaは日が昇るまで起きていて、Mayはついに家に連れて帰ることに同意した。その後、Monaは彼を避けようとしたが、しばらくしてからデトロイトの路上で彼に出くわした。

「彼が道路でUターンして斜めに駐車してきたので、私の車は塞がれてしまって出られませんでした。そして彼は私にこう言ってきたんです。“なんで俺のこと避けるの？なんで話しかけてこないの？”私は言いました。“正直に言うけど、あなたがあまりにもアグレッシヴだから私を不愉快にさせたのよ。” 彼は本当にびっくりしたみたい。それで彼は走り去って行きました」

Monaはその後もMayとは何度か会っていて、彼は“とてもいい人だった”としているが、もし共通の友人の存在がなければ、あの夜は上手く切り抜けられなかったかもしれないと思っているようだ。「私は本当に不愉快だったけど、ひどい危険にさらされているようには感じなかった。」彼女は続ける。「でも、それは私が友人たちに守られていたからだけのような気がします」

2005年、ロンドン

Shannon*の友人はロンドンでバーを経営し、そこで定期的にDJを招き小さなギグを開催していた。その日、彼女のバーではMayがプレイしており、Shannonの友人はギグの前にそこで20人ほどのディナーをホストしていた。Shannonはボーイフレンドと一緒にいたが、彼がトイレに行った途端、Mayは彼女の隣の空いている席を取ってしまった。

「彼は“ねえ、君は誰？元気？名前は何ていうの？”と話しかけてきました」と、Shannonは話す。「おしゃべりはしたけれど、非常に居心地の悪いものでした」

Mayは携帯電話を取り出し、イギリスへのフライト中に撮影したビデオをShannonたちに見せた。「彼は飛行機の中で、隣に座っていた見知らぬ女性と一緒に酔っ払っていた」とShannonは言う。「とにかく、彼は彼女を操って、自分の携帯電話のカメラに向けて胸を出させようとしていた。彼女は“ダメ、ダメ”と言っていたけど、彼は“さあ、さあ”と言って、最後には彼女が自分の身体を見せたの。私はただそこに座りながら、“これは一体何なんだ”と思いました。彼は興奮しながら、どうやって彼女を脱がせることに成功したかをみんなに聞かせていました。それから彼は私に言ったの、“何であの小僧（彼女のボーイフレンド）と付き合うんだ？俺と付き合えよ”って。彼は私の携帯電話を取って、自分の電話番号を登録して、一晩中私に嫌がらせをしてきたの。“俺と一緒に帰ろう、俺のホテルに行こう”って」

「ただただ非常に気まずい状況でした。尊敬しているDJがいて、彼の音楽も愛していて、それで彼と一緒に座るという経験をして、彼があんな風に振る舞っているなんて。最後にボーイフレンドと一緒に帰るまで、とても異様だったわ。ショックだったし、あんなこと全く予想していなかった」

本件に関する追加情報や、ダンスミュージックコミュニティにおけるセクハラや性的暴行の事例に関する情報をお持ちの方は、Annabel Ross（annabel_ross@protonmail.com）までご連絡ください。