Rene Pawlowitzが、ドイツのカルトホラー映画『Nosferatu, eine Symphonie des Grauens』(邦題『吸血鬼ノスフェラトゥ』)の上映に伴い、11月27日にBerghainでShed名義のライブ・サウンドトラックを披露する。
『Nosferatu』は20世紀初頭に興ったドイツ表現主義を代表する映画のうちの1つだ。1922年公開の、絶大な影響力を誇るフィルムメーカーF. W. Murnau監督の本作は、Bram Stokerによる小説『Dracula』を原作にした非公式作品であり、Stokerの家族に著作権問題で提訴された後に1本を残し、それ以外のコピーは全て破棄されてしまった。以降ドイツでカルト的な人気を誇っている同作品だが、今回Berghain主催のKino im Elektroakustischen Salonシリーズの一貫としてPawlowitzが新しいサウンドトラックを手がけることとなった。イベントは水曜日の真夜中から4時間の開催となり、サポートアクトとしてAnstamとFinn Johannsenの2組がDJとして参加することも決定している。