WeTransferが新たな音楽ストリーミングサービスの詳細を発表

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  • 同社は、新サービスは「SoundCloudやSpotify、その他の音楽ストリーミングプラットフォームと直接的な競合にはならない」と説明。
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  • ファイル共有プラットフォームで知られるオランダ拠点のWeTransfer社が、新たに提供開始する音楽ストリーミングサービスについての詳細を発表した。 この新たなプレイヤーに関するニュースは、先週末 Bloombergによって報じられたが、その後WeTransferは、先の記事で言及されていた点についての内容をいくつか明らかにした。同社は、「はっきりと申し上げますが、WeTransferの新たな音楽ストリーミングソリューションは、SoundCloudやSpotify、その他の音楽ストリーミングプラットフォームと直接的な競合とはなりません」との声明を発表している。「それら他社によるサービスはプレイヤー専門です。我々のストリーミングソリューションはそれとは大きく異なると同時に、主にクリエーター向けのマーケティングチャンネルとなります。このプレイヤーによって、アーティストたちは我々が抱える多くのオーディエンスにコンテンツを届ける、集中的なキャンペーンを行なうことが可能です。彼らがこれまでにSpotifyやSoundCloudで展開してきたアクティビティを、補完するようなサービスになるでしょう。」 またWeTransferは、新プレイヤーの公開は2016年第1四半期以降になると発表している。同社によるオフィシャルコメントは以下でチェック。
    「長年に渡り、WeTransferはメジャーや新進気鋭のミュージシャン、レーベルとパートナーシップを組み、WeTransfer.comのみでダウンロード可能なエクスクルーシブコンテンツなどを展開してきました。音楽ストリーミングソリューションでは、音楽クリエーターの皆さんに更なる流通オプションを提供します。 はっきりと申し上げますが、WeTransferの新たな音楽ストリーミングソリューションは、SoundCloudやSpotify、その他の音楽ストリーミングプラットフォームと直接的な競合とはなりません。それら他社によるサービスはプレイヤー専門です。我々のストリーミングソリューションはそれとは大きく異なると同時に、主にクリエーター向けのマーケティングチャンネルとなります。このプレイヤーによって、アーティストたちは我々が抱える多くのオーディエンスにコンテンツを届ける、集中的なキャンペーンを行なうことが可能です。彼らがこれまでにSpotifyやSoundCloudで展開してきたアクティビティを、補完するようなサービスになるでしょう。 WeTransferが他社と違うのは、アーティストが彼らの作品をプロモーションする際、音と視覚の両方を活用できるという点です。ストリーミングプレイヤーで1曲のみやアルバム全曲を再生するだけではなく、アーティスト写真やアルバムカバーなどにカスタマイズ可能なフルスクリーン壁紙によって、毎月8500万人以上に上る世界各地のクリエイティブテイストメイカーに、ハイエンドで完ぺきな音楽体験をお届けします。 アーティスト、プロデューサーたちは、我々のサービスによって彼らの作品を他の音楽クリエイターたちと共有したり、コラボレーションしたりと、WeTransfer.com上で非常にアクティブな様子を見せています。このファイル共有というサービスは、我々のビジネスの中核を成しています。尚、我々は先週水曜日、LAで開催されたSMASHD Labs Demo Dayにて、新サービスのデモバージョンを公開しました。一般公開は、2016年第1四半期以降を予定しています。現在、既存及び宣材パートナーの皆さまとは、新サービスを通じてコンテンツをどのように宣伝していくのかを協議中です。尚、ストリーミングコンテンツに付随した、カスタマイズ可能でハイクオリティな壁紙は、現在既にパートナーの皆さんに公開中ですが、新たなストリーミングソリューションのローンチ後もオプションとして公開予定です。 (中略) 最後になりますが、音楽ストリーミングソリューションは、アーティストの皆さんに向けた無料サービスとなります。WeTransferは、毎月約900万回に上るページビューの3分の1を、音楽を含むクリエイティブなプロジェクトの宣伝の為に、無料で提供します。」
RA