掲載日
Mon, Jun 26, 2017, 05:19
- 人生最後の数週間に記録された。
Heiko MSOのミックス音源が、彼の死からまもなくしてオンラインに掲載された。
DJ、プロデューサー、レーベルオーナーであったHeikoのウェブサイトheikomso.comには、彼が公開を望み、この世を去る数週間前に記録した12個のセットがある。第一弾は、フランクフルトの伝説的クラブDorian Grayの1987〜1988年のサウンドを象徴する5つのパートからなる音源。Dorian Grayは1978年に同市の空港内にてオープンして以来、80〜90年代にかけてクラブカルチャーの中心的存在として栄え、2000年の大晦日に閉店している。音源はheikomso.comから聴くことができる。
Heiko MSOはドイツのダンスミュージックシーンの歴史における極めて重要な人物であり、Playhouse、Ongaku Music、Klang Elektronikといったレーベルの運営にRoman FlügelやAtaと共に関与していた。今年5月、短いがん闘病の末、この世を去った。