掲載日
Mon, Oct 23, 2017, 07:48
- ライブ現場でのサンプリングとリミックスを可能にするDJブース向け新製品の登場。
Pioneer DJが、新製品となるパフォーマンスサンプラーDJS-1000を発表した。
DJS-1000は、DJ用の機材セットアップをより向上させる製品として設計された。各種メディアプレイヤーやターンテーブルからの音をSend/Return経由で即時にサンプリングし、ステップシーケンサーでアレンジしたり、エフェクトで変化をつけることができる。ベロシティ検出可能な16個のパッドを使ってメロディやパターンを作成するほか、各パートをミュートしたり単独で鳴らしたりといった操作も可能だ。ピッチ調整やビートのリピートをコントロールできるタッチストリップや、シーケンスや音量のバランスを視覚的に確認することができる7インチのタッチディスプレイも搭載されている。
一般的なターンテーブルやCDJと同様、DJS-1000には手動でテンポを調整できるピッチフェーダーが搭載されているが、MIDI規格やUSB接続の外部デバイスを使ってのコントロールも可能。プロジェクトデータは事前にコンピューターで作成したり、Toraiz SP-16サンプラーで作ったプロジェクトファイルを直接使うこともできる。サンプル音源はUSBメモリから読み込んだり、2500個を超えるLoopmasters社製の内蔵サンプル音源も使うことができる。
パターン制作用には16個の入力キーがついたステップシーケンサーが搭載されている。「Hot Slice and Slice」モードで、それぞれ別のキューポイントに登録されたサンプル音をカットアップし、それらをパッドにアサインすることで、サウンドをリシーケンスしたり、操作することができる。エフェクトも各トラック個別、またグループ単位やミックス全体に対して適用可能だ。
DJS-1000のプロモーション動画の視聴はこちらから。
DJS-1000は、Pioneer DJより139,800円(税込)で11月中旬発売予定。