掲載日
Tue, Jun 26, 2018, 08:00
- 国産ニューエイジのレア盤に、30年以上の時を経て新たな命が吹き込まれた。
Mule MusiqのオフシュートStudio Muleが、鬼才ベーシスト濱瀬元彦のアルバム『Intaglio』の再録盤を7月下旬にリリースする。
1970年代よりベース奏者として活動する濱瀬元彦は、清水靖晃、鈴木勲等と共に多くのセッション作品を残してきたほか、演奏家としてはフレットレスベースの新しい演奏スタイルを確立。1980年代に一度表舞台から遠ざかったが、2008年には濱瀬元彦 The ELF Ensembleとして活動を再開、“人力テクノジャズ”と称されるサウンドを打ち出してきた。今回Studio Muleから登場する『Intaglio』は、元々は1986年にShi Zenからリリースされ、日本のニューエイジの中でも最高峰にして最難関とされるレア盤。プレスリリースには、原盤権利の問題でリイシューに至らなかったものの、本人の熱い情熱のもと再レコーディングを行い、原曲の世界観を壊すこと無く、より高いレベルへアップデートされているとの説明がある。国内盤CDは7月下旬に、輸入盤のCD及びヴァイナルは8月10日に発売予定だ。
尚、Studio Muleは7月4日にコンピレーションシリーズ『Midnight In Tokyo』の第2弾の発売を控えているほか、7月27日にはメインレーベルからPetre Inspirescuのニューシングル「Murgullll」がリリースされる。
アルバムのサンプルは以下で試聴可能。
Tracklist
01. circlet
02. rain calls for bird
03. lung
04. symptom
05. elan vital
06. aborigine
07. intaglio
『Intaglio』は、Studio Muleより2018年7月下旬の発売予定。