ストリーミングプラットフォーム大手のSoundCloudが、同サイト上のカタログを様々なDJソフトウェアと統合する新機能を発表した。
昨日、アムステルダムで開催中のADEにて発表されたこの新機能は、SoundCloud Go+のユーザーが、トラックやDJミックスをはじめとするSoundCloud上のメディアを特定のDJプログラムで再生できるようになるというもの。参加企業はTraktorなどのソフトウェアで知られるNative Instruments、Serato、Virtiual DJ、Mixvibesなど。SoundCloudがこうした形でカタログを開放するのは、今回が初めてとなる。
「最近まで、DJのためのデジタルワークフローはダウンロードとフィジカルメディアに限られていましたが、これからはストリーミングワークフローがあります」と、SoundCloudのCEOであるKerry Trainorはプレスリリースの中でコメント。「今回のパートナーシップ提携によって、DJの皆さんは史上最大かつ最も多様な音楽カタログに、皆さんが毎日使用しているツールからアクセス可能になるのです。」
尚、同社は最近、SoundCloud Go+の登録メンバーに対し、もともと高ビットレートまたはロスレスフォーマットで同サイト上にアップロードされたファイルに関しては、高音質(AAC 256kbps)メディアにアクセス可能になったと発表したばかりだった。