掲載日
Tue, May 14, 2019, 07:15
- 東京拠点のテクノプロデューサーにとって同レーベルから3作目のリリースとなる12インチが6月に発売予定。
Wata Igarashiの最新EP「Kioku」が、The Bunker New Yorkから6月に発売される。
全4曲収録の今作は、Igarashiが2016年の「Mood Of The Machines」、2018年の「Question And Answer」に続きニューヨーク拠点のレーベルからリリースする3作目のソロレコードとなる。「パワフルな音楽を聴くと、あまり思考を働かせられなくなることがよくあります。でも身体は、動いたり呼吸したりすることを覚えている」と、Igarashiは収録曲についてコメント。「(タイトルトラックの)速く複雑なメロディーのコンビネーションは、僕たちの記憶能力がどうやって機能するのかを想像させてくれます。シナプスと神経を介し、あらゆる場所へと伝達されていく...この音楽は、僕の経験と記憶から生まれたものです」と彼は続ける。また、レーベルは、サウンドデザイナーであるIgarashiが作る音の複雑さに没頭する為に、「きちんとしたサウンドシステムもしくはヘッドフォン」で聴くことを推奨。EPは12インチとデジタルフォーマットで発売され、デジタルバージョンにはタイトルトラックの"Big Room Ambient Version"がボーナストラックとして収録される。尚、今作のマスタリングはPeter Van Hoesenが担当した。
尚、The Bunker New Yorkは「Kioku」EPと同時に、Gunnar Haslamによる新作EP「Seasick Acid」もリリース予定だ。
「Kioku」EPのクリップは以下で試聴可能。
Tracklist
01. Body
02. DNA
03. Gravity
04. Kioku
05. Kioku (Big Room Ambient Version) - digital only
The Bunker New Yorkは、「Kioku」と「Seasick Acid」を2019年6月21日に発売予定。
Photo credit: Alexis Wuillaume