掲載日
Wed, Aug 28, 2019, 00:29
- ユーロラック対応のデスクトップ2000台が発売へ
ドイツ拠点のメーカーBehringerが、KORG MS-20のクローンシンセの出荷準備が整ったことを発表した。
K-2という名前の本製品の情報は、Facebookポストで次のメッセージと共に発表された。「皆さんから、私たちがあまりにも早くアナウンスをし、いつまで経っても出荷しないとの苦情が常に寄せられていました。そして今回、私たちは沈黙を守っていました。」これは、実際の発売よりもずっと前に製品を発表してバズを起こす同社の傾向への言及だ。Synth Anatomyの指摘によると、中には昨年10月に発表されたSequential Circuits Pro-Oneのクローンを今だに受け取れずに待っている客もいるという。
フロントパネルはKORGのデザインをほぼ反映させているが、オリジナルのMS-20とは異なりK-2はユーロラックフォーマットであるほか、キーレスデスクトップデザイン、そして16ボイスのポリチェーン機能によって複数のシンセサイザーを組み合わせることが可能。また、デュアルVCO、リングモジュレーター、外部信号プロセッサーを搭載しているようだ。
販売価格は現時点では発表されていないが、Behringerが最近発表した似たデザインのモデルは$500を下回っていた。