日本人ギタリスト川崎燎が73歳で死去

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  • シンセサイザーのパイオニアとしても知られたレジェンドは、4月13日に食道がんによって亡くなった。
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  • 川崎燎が73歳で永眠した。 熟練のジャズ・フュージョンギタリストとして著名なこの東京出身のミュージシャンは、日本で60年代に活動を開始した後、70年代にニューヨークに移りElvin JonesやGil Evansといったアーティストと共演してきた。その数十年間のキャリアの中で、彼の仕事はヒップホップからソフトウェア・プログラミングまで多岐にわたった。また、70年代後半には当時のギターシンセサイザーを開発に携わったほか、ワンマン・バンドスタイルのレコーディングを実現、さらにはCommodore 64で家庭用音楽ソフトを作り上げた。 80年代後半になると、彼はダンスミュージックに足を踏み入れ、レーベルSatellite Recordsを運営しニューヨークシティ中のナイトクラブでプレイした。彼はのちにエストニアへ移住しジャズに立ち返ると、亡くなるまで音楽を作りライヴ・パフォーマンスを続けた。 川崎氏の娘は昨日、 Facebookの投稿で訃報を知らせた。NHKによると、彼はエストニアの首都タリンの病院で、13日に食道がんのため亡くなったとのことだ。 以下で1982年発表の“Hawaiian Caravan”をチェック。
RA