9月、Berghainがテンポラリー・アートギャラリーに

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  • ベルリンのアートコレクターChristian & Karen Borosの手により、パンデミックの影響によりクラバーたちに閉ざされたヴェニューが変身。
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  • Berghainが9月9日から期間限定のアートギャラリーとしてオープンすると、Der Tagesspiegel報じた。 パンデミックの影響で3月初旬から閉鎖されているベルリンのクラブは、地元の有名なアートコレクターであるChristian & Karen Borosに引き渡された。彼らはBoros財団のディレクターであるJuliet Kotheとともに『Studio Berlin』と題したエキシビジョンを開催する。 このエキシビジョンでは、Tacita Dean、Wolfgang Tillmans、Carsten Nicolai(Alva Noto)など、ドイツの首都で活動する85人のアーティストの作品が展示される。絵画から彫刻、映像、サウンドインスタレーションなど、様々な分野の作品が並ぶ予定。通常通り、来場者は動画や写真撮影が禁止される。 Berghainは先月、普段あまり使われないスペースの1つであるHalle am Berghainをリオープンし、ベルリンを拠点に活動するデュオtamtamが『eleven songs』なるパフォーマンスを行った。またクラブ屋外のGardenエリアでは、小規模なキャパシティかつ明確な制限を設けた上で、複数回デイパーティーが開催されている。 Christian Borosはベルリンで最も有名なアートコレクターの1人だ。2008年以来、ミッテにあるナイトクラブ跡地であり、第二次世界大戦時代の地下壕であったスペースを利用して、自身のコレクションを展示している。
RA