掲載日
Fri, Aug 28, 2020, 05:25
- カステックス首相が発表したこの動きは、フランス経済を再開させる試みとして行われる。
フランス政府は、5,000人以下のイベントにおいて社会的距離を置くルールを緩和した。
一部のイベントルールが緩和される一方で、“レッドゾーン”と呼ばれるCOVID-19ホットスポットに指定された地域では、パンデミックと闘いながらフランス経済を安全に再開させるために他のイベントルールが強化される。8月26日、ジャン・カステックス首相がFrance Interのインタビューで発表した声明には、次のようなアップデートが含まれている。
・フランスでの公共イベントの最大入場者数は5,000人のままとする。
・すべてのエンターテインメント・ヴェニューにおいてマスク着用を義務化する。
・COVID-19ホットスポットで開催されるイベントでは、ソーシャルディスタンシングとマスク着用の両方が義務付けられる。
今週初めには、5,000人超のイベントの禁止は少なくとも11月まで続くと発表された。
8月27日現在、フランスではレッドゾーンに分類された地域が21あり、そのほとんどがパリやコート・ダジュールに近い地域となっている。New York Times紙によると、8月26日にフランスで報告されたCOVID-19の新たな症例は5,429件。過去1週間の7日間の平均は4,078件。
Photo credit: Pascal Montary