掲載日
Thu, Nov 19, 2020, 04:00
- 96時間に及ぶフェスティバルが、新たなヴァーチャルプラットフォームで12月に配信。
Nyege Nyegeが、12月3日から6日にかけて実施される2020年のデジタルフェスティバルのラインナップを発表した。
このウガンダのフェスティバルは、今年はデジタルへと移行して開催することを7月に発表していたが、その詳細が明らかとなった。96時間に及ぶイベントは、現在進行中の新たなプラットフォーム(デザインはAfrican Digital Artの創設者にしてアーティスト、アクティビストのJepchumbaが担当)で四夜にわたり配信。“カッティングエッジなアフリカ中心のコンテンツ”のサポートと紹介、そして企業あるいは機関からの資金提供を受けない場所でコミュニティを構築することを目的としている。
フェスティバルへのヴァーチャル参加は無料となっているが、彼らのサポートをしたい方はオプションのメンバーシップ登録も可能。尚、フェスティバルはウガンダのテレビ局TV NBSでも放送される予定だ。
オーディエンスはNyege Nyegeのウェブサイトに事前登録することにより、最新情報を随時受け取り、さらにはNyege Nyegeのプラットフォームでの“VIP体験”とスペシャな“隠し部屋”にアクセスすることができる。登録はNyege Nyegeのオフィシャルサイトから。
今年のフェスティバルのフォーカスは、主にアフリカとそのディアスポラのアーティストたちに当てられ、Nyege Nyegeの中心メンバーであるKampireやMC Yallah、Rey Sapienz、Afrorack、HHY & The Kampala Unit、Bonaventureといった面々がラインナップされている。
また、アフリカ各地や世界各地のその他のコレクティブもそれぞれのショーやステージをホストする。タンザニアのシンゲリ・ショーケースや、ケニア(Shrap Nite)、コートジボワール(La Sunday)、マリ(Radio Benbakan x Diaki Discotheque)、南アフリカ(Pussy Party)、ダーバン(Mzansi Gqom Sho'case featuring DJ Lag)、エジプト(Egyptian Leather Pavilion with ZULI)といったクルーが登場予定だ。アフリカ圏外からは、ポルトガルのPríncipe、カナダのMoonshine、Radio Alharaなどがショーケースを行う。
さらには後半な映像プログラム、フィットネスクラス、そしてウガンダの伝統音楽のショーケースなども予定されている。
ジンジャで開催される通常のフェスティバルに代わって、Nyege Nyegeは参加者にボダボダ(東アフリカのバイクタクシー)で、レストランのバウチャーやマスク、Tシャツ、さらにはバーテンダーとヘアスタイリストまで含む“パーティー・パッケージ”を送付する。さらにカンパラ郊外では厳格なCOVID安全対策のもと招待制の小さなイベントも開催予定とのこと。オンライン参加者はウェブサイト上で“魔法の鍵”を見つけられた場合に限り、そのパーティーを視聴することができるという。
フェスティバルのトレーラーは以下でチェック。
フルラインナップは以下のイベントリストから。