掲載日
Fri, Mar 12, 2021, 08:07
- 全10曲収録のフルレングスはThe Ambient Zoneから3月31日に発売される。
Nami Satoが、ニューアルバム『World Sketch Monologue』をリリースする。
仙台を拠点とするNami Satoは、アナログシンセサイザー、フィールドレコーディング、アンビエント、ストリングスなどのサウンドを取り入れた楽曲を制作するサウンドアーティスト。2018年にはRed Bull Music Academyに参加し、2019年には東日本大震災で被害のあった集落でのフィールドレコーディングを使用したアルバム『Our Map Here』を発表した。
本人は、『World Sketch Monologue』はKORGのmonologueとEmpressのReverb、ルーパーエフェクターのほか、「アンビエントに対する愛情と実験」と「この世界に対する尽きない疑問と好奇心」によって完成したと説明しており、仙台の地下鉄や気仙沼・大島のフィールレコーディングのほか、ベルリンから帰国する飛行機の中で録音したエンジン音、そして不眠症の友人のために作った“YOURS”など、計10曲を収録。また、先行リリースされた“Blue Drizzling”は、映画監督・飯塚花笑の作品のために制作した劇伴が元となっている。
The Ambient Zoneはロンドン拠点のレーベルで、アンビエント、エクスペリメンタル、電子音楽を中心に発表しており、Satoの作品については『World Sketch Monologue』のほか前作『Our Map Here』もリリースしている。
“Blue Drizzling”は以下で視聴可能。
Tracklist
01. SWIM
02. YOURS
03. HER
04. Lily Yeats
05. THEY
06. SEADBED
07. EDGE
08. Blue Drizzling
09. EAST
10. TEN
『World Sketch Monologue』はThe Ambient Zoneから2021年3月31日に発売予定。