- ブレイクスルー・ハウスプロデューサーが、自身が影響を受けたトラックと最近のお気に入りを紹介
- マンチェスター出身、現在はロンドンを拠点に活動するDJ/プロデューサーWillowことSopie Wilsonが現在の評価を築き上げるまで、全てあっという間の出来事だった。多くの人はRAが2015年のベストトラックのひとつに選出した中毒性のあるディープハウス"Feel Me”で彼女のことを知ったはずだ。それはWillowが初めて制作したトラックであり、全くの偶然で爆発的人気を得た。Gottwood Festivalで彼女のテントから漏れてくる音を聴いたMove Dは、それが何なのかを尋ね、一瞬でその曲を気に入った彼は、Boiler Roomでプレイしたほか、fabricのミックスで使用し、更にはWorkshopからリリースするようLowtecを説得した。
様々な出来事を経て、1年後に彼女は「Workshop 23」を発表。その大胆さとスタイルの幅は、デビュー作を聴いた我々が寄せていた大きな期待を遥かに上回った。Logicで制作を始めてからほんの5年ばかりのWilsonは、今やハウスミュージックにおいて最も人気のあるレーベルをホームとした、最も有望な新鋭アーティストのひとりとなった。それでも尚、これまでにリリースしてきた5つのトラックの驚くべき多様性も手伝って、彼女の音世界の正確な値は謎めいたままだ。彼女が普段からプレイしているスマートなクラブトラックと、プロダクションにそっと影響しているクラシックヒップホップとトリップホップがミックスされたRA.569は、そんな彼女のスタイルを更に照らし出している。
トラックリストIan & Loz - The Fenman's Workshop [#FF006]
Mickey Moonlight - Love Patterns (Isolee remix)
Joy Orbison - Rite Ov
Cabin Fever trax vol 21
Seven Davis Jr - One
New Look -You & I
Kowton - Glock & Roll
Marcel Fengler - Chi Twine
Kruton - Prize Goblet
DMX Krew - Wormhole
Prince - Purple Music (unreleased)
Steppin' Wolf - Noise
Eric Cloutier - Heuristic
Missy Elliot - I can't stand the rain
New Look - Nap on the bow
Portishead - Glorybox